Dropbox Sign eID は、Dropbox Sign Premium プラン(および Premium API プラン)において、アドオン購入で利用することができます。eID のアドオンの購入については、担当のアカウントマネージャーにお問い合わせください。 |
Dropbox Sign はウェブ (hellosign.com)と Sign API を使用して eID(電子身分証明書)をサポートしています。また、適格トラスト サービス プロバイダ (QTSP)と連携して、eIDAS 規則に準拠した高度な適格電子署名をご提供しています。
eID なら、Dropbox Sign で送信されたドキュメントの署名者を識別できます。また、法的効力とコンプライアンスを強化し、地域の法的要件および規制要件の妥当性および法的強制力を十二分に満たすことができます。
注:すでに適格電子署名(QES)を有効にしている場合、電子署名ワークフローはそのままとなります。適格電子署名について詳しくはこちらをご覧ください。
注:すでに適格電子署名(QES)を有効にしている場合、電子署名ワークフローはそのままとなります。適格電子署名について詳しくはこちらをご覧ください。
機能
- 本人確認:eID は、認可された適格トラスト サービス プロバイダにより発行されたデジタル証明書を基にして、署名者の本人確認を可能にしています。
- 強力な法的効力とコンプライアンス:地域の法的要件および規制要件の妥当性および法的強制力を十二分に満たすことができます。
- リスク削減:改ざんや偽造に対する強力な保護をご提供することで、電子的に署名されたドキュメントの完全性を維持します。
- グローバル アクセシビリティ:世界中の会社が、国境を越えた取引に安全に参加できます。
サポートされている eID とデジタル署名
Dropbox Sign が現在サポートしている eID、およびデジタル署名の種類は以下のとおりです。詳細については、担当のアカウントマネージャーにお問い合わせください。
eID プロバイダ | 国 | デジタル署名の種類 |
ベルギーの eID | ベルギー | QES(適格電子署名) |
EvroTrust | ID ドキュメントが認められている国は次のとおりです:アルバニア、アンドラ、アルメニア、オーストラリア、オーストリア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、カナダ、クロアチア、キプロス、チェコ、デンマーク、エストニア、フィンランド、フラン、ジョージア、ドイツ、ギリシア、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、イスラエル、カザフスタン、ケニア、コソボ、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マルタ、モルドバ、モナコ、モンテネグロ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、マケドニ、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、サンマリノ、セルビア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、トルコ、ウクライナ、イギリス、アメリカ、バチカン市国、オーランド諸島 |
QES(適格電子署名)
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デンマークの MitID | デンマーク | InfoCert の AES (高度電子署名) |
フィンランドの eID | フィンランド | QES(適格電子署名) |
itsme |
ID ドキュメントが認められている国は次のとおりです:ベルギー、ルクセンブルク、オランダ | QES(適格電子署名) |
ノルウェーの BankID | ノルウェー | AES(適格証明書に基づく高度電子署名) |
SPID | イタリア | QES(適格電子署名) |
スウェーデンの BankID | スウェーデン | InfoCert の AES (高度電子署名) |
Swisscom | スイス |
AES(高度電子署名)
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注:特に明記していない限り、上記の署名の種類は eIDAS 規則の AES および QES の要件にのみ準拠しています。
eID を署名依頼ワークフローで有効にする方法は?
Dropbox API Premium プランをご利用の場合、または ウェブ用 Dropbox Sign の eID アドオンを購入された場合、管理コンソールで eID を有効にできます。
eID を有効にするには:
- 管理者の認証情報で Dropbox Sign にログインします。
- 右上にあるご自身のイニシャルにカーソルを合わせます。
- [管理コンソール]をクリックします。
- [設定]をクリックします。
- [署名依頼]をクリックします。
- [eID を有効にする]を[オン]に切り替えます。
チーム管理者の方は、チームでの eID リクエストの使用管理について以下をご確認ください。
eID リクエストを作成する方法は?
Dropbox Sign API
Dropbox Sign API で eID 署名依頼を作成するには:
- Dropbox Sign API で新しい署名依頼を作成して送信します。
- 値が「true」の「is_eid」を送信します。
eID とウェブ用 Dropbox Sign
注:eID を hellosign.com から追加するには、eID アドオンを購入する必要があります。詳しくは担当のアカウント マネージャーにお問い合わせください。
注:eID を hellosign.com から追加するには、eID アドオンを購入する必要があります。詳しくは担当のアカウント マネージャーにお問い合わせください。
hellosign.com で eID 署名依頼を作成するには:
- Dropbox Sign にログインします。
- 左側のサイドバーで[ドキュメントに署名する]をクリックします。
- [ファイルをアップロード]か[テンプレートを追加]のいずれかを選択します。
- [次へ]をクリックします。
- 署名者の名前とメール アドレスを入力します。
-
[eID を有効にする]を[オン]に切り替えます。
- 注:このオプションが利用できない場合は、管理者に連絡を取り、eID アドオンが購入されていて有効になっているか確認してください。
- [有効にする]をクリックします。
- [次へ]をクリックします。
- 署名を追加するドキュメント上に[署名]コンポーネントをドラッグします。
- [次へ]をクリックします。
- リクエストを確認し、受信者に対して必要な情報を追加します。
-
[送信して署名をもらう]をクリックします。
注:
- eID を求める署名依頼は一度に 1 人の署名者にしか送信できず、一括送信リクエストで使用することはできません。
- 署名者が適切な eID プロバイダおよび本人確認方法を選択する責任はお客様が負うものとします。
- eID を有効にする際に問題が発生した場合は、担当のアカウント マネージャーにお問い合わせください。
eID でドキュメントに署名する方法は?
eID での署名を求めるドキュメントを Dropbox Sign で受信した場合、ドキュメントへの署名を終了するには本人確認を行う必要があります。
本人確認を行って、Dropbox Sign ドキュメントへの署名を完了するには:
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- メールで受信した署名が必要なドキュメントを開きます。
- 署名を追加する準備ができたら、[確認して署名]をクリックします。
- 新しいドキュメント ウィンドウで[開始]をクリックします。
-
[クリックして署名を入力]を選択して署名を追加します。
- 注:他の操作が必要な場合は(たとえば、イニシャルの入力やチェックボックスの選択など)、別のボックスでそれぞれの操作が求められます。
- [続行]をクリックします。
- 確認のポップアップで[続行]をクリックします。
- 国と eID 方式を選択します。
-
eID プロバイダのウェブサイトにリダイレクトされるので、そこで本人確認ワークフローを続行します。
本人確認に必要な手順がすべて完了すると、Dropbox Sign のドキュメントにリダイレクトされます。
チームの eID 割り当てを管理する
eID の割り当てを確認および管理するには:
- Dropbox Sign にログインします。
- 右上にあるご自身のイニシャルをクリックします。
- [設定]をクリックします。
- [お支払い]をクリックします。
-
[アドオン]を開いて、eID の割り当てを確認および管理します。
(割り当て数上限に近づいている場合など)eID のオプションを一時的にオフにして、チーム メンバーが使用できないようにするには:
- Dropbox Sign にログインします。
- 右上にあるご自身のイニシャルをクリックします。
- [管理コンソール]をクリックします。
- [設定]をクリックします。
- [署名依頼]をクリックします。
- 署名依頼オプションを開きます。
- [eID]を[オフ]に切り替えます。
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